【キヤンメディカルクリニック虎ノ門は、保健医療機関です】

キヤンメディカルクリニック虎ノ門KIYAN MEDICAL CLINICは虎ノ門駅から徒歩10秒、朝10時から診療を開始します。都会の町医者として、急な体調不良や健診異常の相談、内分泌専門医への相談に対応。保険診療可能なオンライン診療を通じて処方箋の郵送サービスも提供しています。

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【肥満症(メディカルダイエット)】

肥満症

肥満症は、体の脂肪が過剰に蓄積してしまう状態で、BMI(ボディマス指数)が25以上であるときに診断されます。この状態が持続すると心血管疾患などの健康問題のリスクが高まります。特に内臓脂肪が多い場合、メタボリックシンドロームへの移行リスクも高くなり、健康に様々な悪影響を及ぼすことがあります。
BMIの計算は体重(kg)を身長(m)の二乗で割ることで求められ、22を理想的な数値としますが、65歳以上の方では22~25を標準範囲とします。肥満の程度は軽度から極度まで度合いに応じて分類され、特にBMIが35を超えると重度の肥満とされます。

合併症

肥満が原因で発症する可能性のある病気には2型糖尿病、脂質異常症、高血圧、痛風、心臓疾患、脳血管疾患、肝疾患、生殖系統の障害、睡眠障害、運動器疾患、肥満関連腎臓病などがあります。

治療(メディカルダイエット)

肥満症の治療では、まずは生活習慣の見直しが重要です。食事の面では、摂取カロリーを調節し、肉類や高脂肪の食品を控え、野菜中心のバランスの良い食事を心がけます。食事はゆっくり噛んで食べること、一日三食を規則正しく取ることが勧められます。また、適度な運動は体重を減らし、健康維持に役立ちます。特に有酸素運動は脂肪の燃焼を促し、体重減少に寄与しますが、関節に過度な負担をかけないよう注意が必要です。

自費診療ではありますが、GLP-1やGLP-1/GIPなどを使って治療することも可能です。ただし正しく使うことができる方のみになります。

オゼンピック(GLP-1RA) 33,000 円
マンジャロ 2.5 mg
(GLP-1RA/GIP)
25,400 円
マンジャロ 5.0 mg
(GLP-1RA/GIP)
46,000 円

※初診料 3,300円
郵送料 着払いの金額が必要になります。

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治療法とお薬の種類について

治療方法

基礎代謝は生きるために必要なカロリーで、約1,600〜2,000kcal程度です。摂取カロリーを減らす(食事)か、消費カロリーを増やす(運動)ことで体重を減らすことができますが、食事管理が重要です。
当院では、食欲のコントロールが難しい方や食事制限ができない方には、メディカルダイエットをサポートしています。

薬の種類

1. リベルサス(GLP-1受容体作動薬)
唯一の経口GLP-1受容体作動薬で、食欲を抑制し体重減少に効果的です。
特徴としては、起床時100mlの水で内服し、その後30分間食事摂取・飲水摂取不可になります。これを守らないと効果が半減してしまいます。3mg・7mg・14mgと容量があり、容量依存性に効果は上がりますが、下記の副作用も増加してしまいます。
副作用にはGLP-1製剤なので胃腸障害・下痢・便秘があります。ごく稀に膵炎(0.04%)、胆嚢炎(0.04%)が報告あります。食欲コントロール目的になので、ご自身でも「お腹いっぱいになったら食事をやめる」「お腹減ったら食べない」なども意識すると効果が上がります。

2. ジャディアンス・スーグラ・カナグル(SGLT2阻害薬)
腎臓での糖の再吸収を抑え、尿中に糖質を300-400g(80g)排出することで血糖値を下げます。糖質80gはだいたい白米お茶碗1.5杯分相当になります。加えて塩分・水分排泄効果もあり、利尿効果・血圧低下作用があります。最新の論文では心不全・腎不全に対しても効果的であり、日本でも保険適応であり、高頻度で使われている薬です。しかし、副作用には脱水症状・尿路感染症・性感染症・筋肉低下があり注意が必要です。また極端な糖質制限はケトアシドーシス(体が酸性)になり入院加療・しまいには亡くなってしまうケースもあり注意が必要です。

3. マンジャロ(GLP-1/GIP受容体作動薬)
週1回タイプのGLP-1/GIP受容体作動薬で、GLP-1よりも強い食欲抑制と脂肪分解の効果があります。そのため現在の肥満治療薬の中では一番効果があると言われています。また副作用にはGLP-1製剤同様に胃腸障害や下痢・便秘や膵炎が含まれますがGIPの作用で少しGLP-1単剤と比較すると、副作用がマイルドな印象があります。しかし需要が高すぎて、糖尿病患者にも供給不足となっており、処方制限がされています。

4. オゼンピック(GLP-1受容体作動薬)
週1回のGLP-1受容体作動薬で、食欲抑制と血糖値管理の効果があります。リベルサスと全く同じ成分であり、副作用も同じく胃腸障害・下痢・便秘・膵炎が含まれます。効果は内服薬のリベルサスよりもオゼンピックの方が強いデータもあり、減量治療としてはかなり使いやすい薬です。またまたウゴービと同様の製剤のため、肥満効果に対しては確認されています。

他にもメトホルミンや防風通聖散などの内服薬はありますが、メリット・デメリット考えると正直微妙なお薬もあります。

正しい知識と治療で合併症が進行しないように頑張りましょう!

 

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